こんにちは!Dee講師の井尻です。
静やかな秋の空気の中にキリッとした冬の気配を感じる今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
僕は先月に遅めの夏休みで石垣島でだら~っと過ごしてリフレッシュしてきました。
帰りに少しだけ立ち寄った那覇の国際通りで観光客向けの三線屋さんを見かけて、昔自分もあそこで三線買って帰ったなぁと思い出したりしました。
その時は本当に思い出のつもりで、簡単な教則本を見ながら弾いてみたりする程度でした。
三線のチューニングや奏法をなんとな~く理解したぐらいだったんですが、数年後にその経験が仕事で役立つ事に。。。
その仕事とは、よさこいの演舞用の楽曲制作の仕事で、普段のアレンジではあまり使わないような和楽器を多用する必要があります。
その曲の中では三味線パートも打ち込んで作っていくわけなのですが、ろくに弾けない三線を手にしながら弾きやすいフレーズや「らしい」ニュアンスを確かめたものです。
特に最近は買ったばかりのDAWソフトにあらかじめ一通りの音色やエフェクトは付属していることがほとんどで、その音色を読み込みさえすれば簡単に打ち込む事ができます。
だからこそ、その楽器に触れた事があるか。特徴やクセを(実体験として)知っているか。によって作品の出来が大きく変わってくるのではないかと思うわけです。
僕にはバイオリンやトランペットなど、音は出せるけどろくに弾けない楽器がいくつもあります。
もちろん弾けるに越した事はないんですが、そのパートを打ち込む時にまったくの想像で作るのと、
(イメージでも)弾きながら作るのとでは出来上がる音の説得力がかなり変わってくるように思います。
というわけで、是非みなさんも浅~く広~く、いろんな楽器を触ってみてくださいね!