みなさんこんにちは! 講師の西岡です。

僕は、Deeではいろいろなコースを担当しています。
DAW・DTMの個人レッスンをはじめ、1年コースの専攻科では、演奏プログラミング講座で打ち込みによるデータでの楽器演奏再現法や、コンピュータを使った音楽制作の実践的なテクニックを身につけるためのレッスンを行っています。
とくに演奏プログラミング講座では、僕が20年間続けてきたカラオケデータ制作の仕事によって得た、楽器奏法の再現法やアレンジを聞き取って音楽として表現するためのテクニックをしっかり身につけていただける内容をお伝えしています。こうしたスキルは自身の演奏活動や、音楽制作活動にも活かされていて、作曲やアレンジなどの仕事にもつなげてきました。この辺りは個人レッスンの方々にもいろいろなノウハウを伝えていけるものと思っています。

また僕自身はもともとバンドキーボーディストとして活動していて、現在もいろいろなアーティストの演奏サポートなどでライブ活動もしています。最近はストリートライブも始めようとしているので、どこかでお会いすることもあるかもしれませんね。そんな僕はキーボードプレイヤーコース、シンセサイザーコースも担当しています。
こちらではライブでの演奏のためのキーボーディストとしての役割の提案や、演奏スタイルや実践テクニックを身につけて頂くレッスンを行っています。

さてキーボーディスト西岡としてはこのたび、念願のKX5をてにいれました。

そう、1984年ヤマハから発売されていたショルダーキーボードの名機です。じつは20歳ごろにも既に持っていたのですが、当時あまり使わないまま手放してしまったのです。当時と同じシルバーモデルを中古で購入しました。ハードケースも付属していて状態も良く、電池ホルダーは新しいものに付け替えられていて、メーカーによる調整・整備済みの美品でした。
このKX5でやりたい演奏がありまして。
僕はブレスコントローラーと呼ばれる息を吹き込むことで音量は音色を変化させるコントローラーを用いる管楽器用の音源をよく使うのですが、自宅ではブレスコントローラー端子を持つヤマハのS90ESというシンセを使っています。これは88鍵のピアノタッチなのでとても大きく重いのです。ピアノ音色の演奏にはバッチリですが、管楽器のような演奏にはあまり向いていません。そしてKX5にはこのブレスコントローラー端子がついているのです。3オクターブながら鍵盤もショートサイズの弾きやすいもので、こうしたリード演奏にとても相性がいいのです。ライブ等でまた演奏したいと思っていますので、皆さんも楽しみにして頂きたいと思います。

またブレスコントローラーは使いませんが、今度のDeeのクリスマスパーティでもこれを使った演奏を予定していますよ!

ではまた。

西岡健