Selene Luce さん
卒業年
専攻科13期(2004年秋生)卒業
音楽の経歴
幼少の頃よりピアノを始める。
後、クラシックだけでなく映画音楽やTVサントラ楽曲を奏でるようになり、作曲にも興味を抱き、独自で作曲を始める。
何気に付けたTV深夜アニメのBGMを聴き、楽曲の美しさ、クオリティの高さと世界観に共感すると同時にDTMの存在を認知しDeeに入学する。
(専攻科13期生)専攻科にてMIDIとオーディオ・S般の基礎、作曲編曲を学ぶ。卒業後、個人で音楽活動を継続する中、 自身の生み出す音楽が鬱病の人間の心を救えた経験、また、知人の軽度の高機能自閉症を持った人間からの共感を得たことなどから音楽療法にも関心を抱く。
某管弦楽団系列の講師の元、フルートを学んでいる。ハープにも関心を抱いている。
それらを主体としての個人での演奏、また医療や福祉関係を含め、ボランティアとしての音楽療法活動を随時意向している。
そして、DTMのプロとしての音楽を追求、活動意向する上で、機材周辺において、日本トップクラスの知識とノウハウを持つと自負する著名クリエイターである先人のプロのアドバイスの基、在宅スタジオにおける完全プロ仕様の機材システム構築を成す。
音へのこだわりと、人間関係の経験上から得た自身の持つ感性との融合にて独自のスタイルを確立し、人の心に届く楽曲製作を心掛けている。
特にどのようなジャンルにおいても、記憶に残るメロディーの旋律や世界観を大切にしている。
DTMを始めるきっかけになった某社より依頼ごとがあればとストックとしての返答を受け、 Jpop主体の某事務所、専属作曲家活動などを経て、現在も更なる飛躍とあらゆる分野での活動を意向し精進している。
クリエイターネームをギリシア語の月を意味するSelene、イタリア語の光を意味するLuce、自ら輝ける月となり、音楽を通して少しでも誰かの人の心に何か伝えることができたらというコンセプトの元、Selene Luceとして活動。現在に至る。
作品試聴
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ゆきぼし
当時在学中のオーディオの授業で提出し、世界観を含めて非常に高い評価を頂きました。また、知人の鬱病の人間の心を緩和できた楽曲の一つでもあります。理論や雑念に囚われずに、ありのままに自分らしく想いを具現化した楽曲です。音源は全てハードシンセという商業を意識としては非常に厳しい作り方をしています。ただ、こうした音楽も時に先人のプロの評価を得て、時に誰かの共感を得ることもあるという、非常に善き経験となった楽曲です。
PureLove
原型は13期中間発表の提出の際の楽曲でした。当時はイメージのみで創作しましたが、あらゆる経験を経て想いを具現化して創作するとまた違った深みを帯びた楽曲になります。人と人との繋がりには、いろいろな純な部分があると思います。様々な愛の形、思いやり、温かさ、ありがとうという素直な気持ち、どれもが必要不可欠なものだと思います。ふと何かに立ち止まったときに改めて聴いてもらえるような、そんな楽曲になればとこうして形になりました。
デジタルサウンドクリエイター専攻科を卒業して
私のDTMの基礎は全てDeeにあります。
卒業後の人間との関わり、人としての成長、それによる音楽の飛躍、そうした卒業後の音楽の応用も全てDeeの基礎があってこそです。
私は当初社会経験も浅く、音楽観も独創的すぎたために、あえて専攻科同士での関わりという部分は無く進んで来ました。
幸い卒業後に、現在システムでお世話になっているのは当初の講師の方であったり、個人としても様々な人間との関わりや経験、それが感性や音楽の飛躍に繋がりました。
商業として音楽を行うにしても創作段階での人との関わりがある、個人で音楽を行うにしても必ず聴き手という人間が存在する、 そういった意味で音楽とは、「人あっての音楽」であると私は思います。
私の場合、卒業後の数年での飛躍が大きかったですが、Deeの一年間での基礎や経験があってこそのこと。
今後も専攻科一卒業生として、プロとしても一人間としても恥じることの無い音楽活動、 人の心に伝わるような音楽作品を奏でていけるよう励む想いです。
今後専攻科を入学なされる方へのメッセージは、 是非在学中から、「人あっての音楽」を意識して取り組んで頂けたらと思います。
そうすることで、より早い段階での広い意味での音楽の独自のスタイルが確立成されると思います。
応援しております。