カリキュラム
科目詳細
カリキュラム
科目詳細
作曲・アレンジ
プロの音楽制作現場で役立つ、実践的な作曲・編曲テクニックを習得するためのカリキュラムです。
オリジナルのメロディーを生み出し、それをさまざまなリズムと楽器編成でアレンジするテクニックを身に付けます。
作曲演習1
メロディー作りと基本的なコード進行を学んでいきます。
分析と実践が主な内容です。簡単な演奏体験や
打ち込み入力を行い、なるべく耳・体で習得できるようにします。
前期スケジュール コマ数:5
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回 リズム
拍子の表裏、音価の使い分け の実践
第2回 終止感・アヴォイドノート
2音や3音だけのメロディ作りとスリーコードによるコード当て、メロディ分析の手法
第3回 非和声音・テンション
非和声音の理解と、その使いこなし
7音でのメロディ作り
第4回 跳躍・限定進行
メロディの跳躍、
限定進行との兼ね合い
第5回 楽式
メロディの発展のさせ方、展開の作り方
使用テキスト
・オリジナルテキスト
習得目標
ワンコーラス分の作曲
評価方法
授業ごとの課題の評価。
講師からのコメント
竹田 佑介 先生
メロディー作りに正解はありませんが、経験と共に感覚は養われていきます。分析はその経験を濃くし、感覚を育てる為の前準備だと考えて下さい。沢山数をこなして経験を増やしていきましょう。
作曲演習2
応用的なコードテクニックを活用しながら作曲を習得していきます。
理論の学習と楽曲の分析、その実践が主な内容です。
前期スケジュール コマ数:6
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 2 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回 ダイアトニックコードの機能、代理コード
コードの機能、その使い分け
第2回 マイナーダイアトニック
平行調、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーを使った作曲
第3回 セカンダリードミナント
セカンダリードミナント、AUGコードを使った作曲
また、そのツーファイブ化
第4回 サブドミナントマイナー・同主調転調とその他の近親調
サブドミナントマイナー・同主調転調とその他の近親調を使った作曲
第5回 dimコード・裏コード
dimコード、裏コード、オルタードテンションを使った作曲
セカンダリドミナントへの応用
第6回 ブルーススケール・その他のスケール
ブルーススケール・その他のスケールを活用した作曲
使用テキスト
・オリジナルテキスト
習得目標
応用的なコードを使った、メロディ・コード進行制作手法の習得(ワンコーラス分)
評価方法
授業ごとの課題
講師からのコメント
竹田 佑介 先生
演習1と比べると理論的な内容が増え、覚える事が多くなりますが感覚を養う為である事には変わりありません。和音の習得についてはその音を気軽に鳴らせる環境が必要ですので各自工夫してみて下さい。
コードアレンジ演習1
メロディに合ったコード選び、場面に応じたコードアレンジをするにあたって必要なキーやスケール、コードに関する基礎知識を身につける為の講義です。
前期スケジュール コマ数:2
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回 キーやスケールの基礎知識・基本的なコードの構成音について
1.キーとダイアトニックスケール
2.ダイアトニックコードとコードの構成音
3.主要3和音を使ったコード付け
4.代理コード
第2回 変化をつくるコードの基礎知識・コード進行の分析方法
1.sus4やディミニッシュ
2.add9・セカンダリードミナント・オンコード
3.それぞれのコードの使用例
4.コード進行の分析
使用テキスト
オリジナルテキストを毎回の授業で配布します。
習得目標
キーやスケール、コードに関する基礎知識を身につけることを目標とします。
評価方法
課題の提出の有無と提出された課題の内容から相対的に採点します。
(100点満点)
講師からのコメント
井尻 希樹 先生
メロディに対して違和感のないコード進行を数パターン作る事ができるようになること。
アレンジ演習
各回につきひとつのジャンルに焦点を当てて、その特徴や楽器の役割について分析ならびに解説し、毎回授業内容に沿った制作課題に各自取り組んでもらいます。また、授業全体を通じた課題として、実際にこちらが提示したメロディを元にアレンジ制作をしてもらいます。
前期スケジュール コマ数:8
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 2 | 1 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回 アレンジ基礎
1.ドラムの基本パターン
2.ベースの基本パターン
3.ピアノ、ギターの基本パターン
第2回 ロックアレンジ
1.ロックらしいコードアレンジ
2.基本の8ビートとベースのルート弾き
3.ギターのアレンジ
第3回 ファンクアレンジ
1.7thの響きを活かしたコードアレンジ
2.16ビートと16分感のあるベースアレンジ
3.ギターなどコード楽器のアレンジ
第4回 テクノトランスアレンジ
1.4つ打ちのリズムアレンジ
2.シンセを使ったアレンジパターン
3.オーディオ素材を使った仕掛け作り
第5回 R&Bアレンジ
1.テンションコードを使ったコードアレンジ
2.パーカッションとドラムの組み合わせアレンジ
3.ファンクの要素を取り入れた楽器のアレンジ
第6回 バラードアレンジ
1.セカンダリードミナントやオンコードを使ったコードアレンジ
2.生演奏らしいニュアンスを活かした楽器のアレンジ
3.ストリングスアレンジ
第7回 オーケストラアレンジ1
1.弦楽器、木管楽器、金管楽器それぞれの特徴について
2.ピアノ譜を元にしたアレンジ
3.小編成の室内楽アレンジ
第8回 オーケストラアレンジ2
1.室内オーケストラのアレンジ
2.打楽器の特徴について
3.パートごとの役割分担について
使用テキスト
オリジナルテキストを毎回の授業で配布します。
習得目標
ジャンル別アレンジの特徴を理解し、その中で中心的な役割を担う楽器のアレンジを理解すること。
評価方法
課題提出の有無と提出された課題の内容から相対的に採点します。
(100点満点)
講師からのコメント
井尻 希樹 先生
リズムやコード進行のジャンルによる違いや特徴を学び、それぞれのジャンルで安定した土台作りのテクニックを学びましょう。
コードアレンジ演習2
テンションコードの基礎知識を学びながら、既存曲のリハーモナイズに取り組む。また、ボサノバ、ジャズのリズムを含めたアレンジを学ぶ。
後期スケジュール コマ数:4
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 1 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
第1回 テンションコードの基礎理論
1.前期の復習
2.テンションコードの基礎理論
3.小テスト
第2回 テンションコードの基礎理論2
1.テンションコードを使った楽曲アレンジ例
2.テンションコードを使ったアレンジ実習
第3回 ボサノバアレンジ
1.ボサノバの基本形
2.ドラムとベースのアレンジ
3.ギターのアレンジ
第4回 ジャズアレンジ
1.ピアノソロのジャズアレンジ
2.ドラムとベースのアレンジ
3.ピアノ、ギターのアレンジ
使用テキスト
オリジナルテキストを毎回の授業で配布します。
習得目標
より柔軟なコードアレンジ能力を養い、テンションコードも抵抗なく楽曲に取り入れられるようになること。
評価方法
毎回の課題の内容から相対的に採点します。
講師からのコメント
井尻 希樹 先生
より柔軟なコードアレンジ能力を養い、テンションコードも抵抗なく楽曲に取り入れられるようになることが目標です。
MIDIプログラミング
MIDIプログラミング演習
各楽器の構造的な特徴や楽器アレンジにおいての音楽的な表現法を理解し、実践的なトラックメイキング技術を身につける。 またこれらの技術を応用的に使って実践的にアレンジに役立てる。
前期スケジュール コマ数:8
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 2 | 2 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回
(1)テーマ MIDIプログラミング基礎 ピアノ
(2)授業内容
・プログラミング基礎 プロジェクトの操作と準備
・ピアノ演奏表現
・鍵盤楽器演奏分析
(3)習得目標
・ノートデータによる演奏表現の基礎、ベロシティ・デュレーションの理解
(4)課題内容
・配布譜面の入力、表現付け
第2回
(1)テーマ ドラム MIDIデータ表現
(2)授業内容
・ドラム演奏表現基礎
・ドラム奏法の理解
・ドラムパターン分析
(3)習得目標
・ノートデータによる演奏表現の基礎、ベロシティとアクセント、タイミングによるノリの変化の理解
(4)課題内容
・配布譜面の入力
・ドラム演奏分析・再現
第3回
(1)テーマ ベース 楽器表現基礎表現
(2)授業内容
・ベース演奏表現基礎 長さの表現
・ベース奏法分析 デュレーション
・ピッチベンドによる奏法再現
(3)習得目標
・ノートデータによる演奏表現の基礎、ピッチベンドでの奏法再現法を身につける
(4)課題内容
・配布譜面の入力
・ベース演奏分析・再現
第4回
(1)テーマ ギター 楽器奏法応用表現
(2)授業内容
・ギター演奏表現基礎 楽器らしさの再現
・奏法再現のためのコントロール
・ギター演奏分析
(3)習得目標
・楽器らしさの再現法を理解する
(4)課題内容
・配布譜面の入力
・ギター演奏分析・再現
第5回
(1)テーマ リズム楽器 プログラミングアレンジ分析
(2)授業内容
・リズム・コード楽器全般のアレンジ分析
・楽器らしさの再現の工夫
・楽器演奏分析と再現、音色コントロール応用
(3)習得目標
・実際の楽器での演奏を分析し再現する アレンジの構造を理解し構築する力をつける
(4)課題内容
・中間発表課題の取り組み
第6回
(1)テーマ 管弦楽器 オーケストラ楽器表現
(2)授業内容
・管弦楽器の構造と奏法の理解
・発音中の変化
・楽器らしさの再現 応用
(3)習得目標
・MIDIデータを使った発音中の変化を再現し、音源の特性を利用してプログラミングの技術を向上させる
(4)課題内容
・配布譜面の入力
・アレンジと楽器再現
第7回
(1)テーマ リード楽器 応用的演奏表現
(2)授業内容
・ギター、管楽器などのリード表現
・発音中の変化の分析と再現
(3)習得目標
・MIDIデータを応用的につかった、さまざまな演奏表現の理解
(4)課題内容
・配布譜面の入力
・リード演奏分析・再現
第8回
(1)テーマ シンセサイザー 音色変化コントロール
(2)授業内容
・MIDIデータを使った応用的な音色表現
・音作りと応用的なアレンジ
(3)習得目標
・MIDIデータを応用的に使用して思い通りの音作りや音色のリアルタイムコントロールを習得する
(4)課題内容
・演奏と音色分析、再現
Cubaseキーエディタでの奏法再現
使用テキスト
オリジナルテキスト
習得目標
MIDIデータ打ち込みによる演奏データ表現とアレンジ。楽器ごとのアレンジと演奏データ表現を学ぶ。Cubaseでのデータプログラミング技術を磨き、音楽的な演奏作りと、アレンジを実践的に構築する。
評価方法
楽器ごとの奏法の再現、具体的なアレンジ構築を課題とし、各課題の成果と授業態度、授業内での実践的作業での成果を評価する。
講師からのコメント
西岡 健 先生
MIDIデータ打ち込みによる演奏データ表現とアレンジ。楽器ごとのアレンジと演奏データ表現を学ぶ。Cubaseでのデータプログラミング技術を磨き、音楽的な演奏作りと、アレンジを実践的に構築する。
レコーディング・ミキシング
ミキシング演習1
後期での本格的なミキシングの授業に対応するために必要とされるミキサーの使い方やミキシングの基本概念を学び、さらに中間発表の課題曲の制作においても最低限のミキシングが出来るようにエフェクトの基本知識や活用方法も解説していく。
前期スケジュール コマ数:4
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回 ミキシング概要
ミキシングの役割や目的を解説し、基本的なミキシング手順を学ぶ。またCubase搭載のミキサーの概念と活用方法も併せて学ぶ。
第2回 プラグインエフェクト1
ダイナミクス系プラグインエフェクト(EQ、コンプレッサー等)の使用方法を学ぶ。
第3回 プラグインエフェクト2
ダイナミクス系プラグインエフェクト(EQ、コンプレッサー等)を実践的な活用方法を実演しながら学ぶ。
第4回 プラグインエフェクト3
空間系プラグインエフェクト(リバーブ、ディレイ等)を学び、マスターエフェクトでの簡易マスタリングも学ぶ。
使用テキスト
DAWミックス/マスタリング基礎大全
習得目標
本格的なミキシングに必要なミキサーの知識やエフェクトの基本的な使用方法への理解を深める。
評価方法
授業への出席数、課題の提出、課題内容評価。
講師からのコメント
谷本 真一 先生
本格的なミキシングをするために必要なミキサーの知識やエフェクトの基本的な使用方法への理解を深めます。
ミキシング演習2
テキストの教材素材を使用したミキシングを通じてより実践的なミキシングを学んでいく。さらに既成曲と同様のクオリティを得るためにマスタリングを実践していく。
後期スケジュール コマ数:4
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 1 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
第1回 ミキシング実践1
ミキシング用の素材を使用してミキシングの実演をおこない、前期で学んだ内容を活かしてミキシングの準備作業やミキサー機能を使用した基本的なミキシングを進めていく。
第2回 ミキシング実践2
前回の内容に踏まえてエフェクトを使用したミキシングを実演し、ミキシングを完成させる。
第3回 ミキシング総合
これまでの内容を活かして、新たなミキシング素材を使用したミキシングを実践してく。
第4回 マスタリング
曲を完成させるためのマスタリング方法を学ぶ。
使用テキスト
DAWミックス/マスタリング基礎大全
習得目標
本格的なミキシングに必要とされる技術の習得と曲を仕上げるための最終工程であるマスタリングの方法を学ぶ。
評価方法
授業への出席数、課題の提出、課題内容評価。
講師からのコメント
谷本 真一 先生
どんなに良い曲・アレンジを制作したとしても、ミキシングの出来次第で曲の印象がかなり変わってしまう、とても重要な作業です。曲の良さを引き立たせる為に最後に曲を化粧する様な感じに捉えてもらうと良いと思います。
ミキシング演習3
卒業制作曲のクオリティをよりプロレベルへ近づけるため、各自の卒業制作曲を使用して講師がミキシングの実演をおこなう。
後期スケジュール コマ数:2
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
第1回 卒業制作演習1
卒業制作曲のミキシングを実演しながら確認・修正する。
第2回 卒業制作演習2
卒業制作曲のミキシングとマスタリングを実演しながら確認・修正する。
使用テキスト
なし
習得目標
卒業制作で制作した曲のミキシング・マスタリングのクオリティアップを目指す。
評価方法
授業への出席数、課題の提出、課題内容評価。
講師からのコメント
谷本 真一 先生
卒業制作で制作した曲のミキシング・マスタリングの確認と修正。一年間の復習も踏まえて取り組んで下さい。
レコーディング演習
オーディオトラックとバスの理解、録音作業の実践を通して準備や編集など録音プロダクションの流れを理解し、ボーカルや楽器のレコーディング技術を実践的に身につける。また基礎的な編集技術を身につける。
前期スケジュール コマ数:3
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 1 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回 レコーディング基礎
レコーディングに必要な機材環境や作業の流れを学び、適切な録音レベルなどの基本的な知識を身につける。
第2回 レコーディング実践1
レコーディング時のミキサールーティングの構築方法や録音作業の操作方法を学び、レコーディングを実践していく。
第3回 レコーディング実践2
コンピングでのテイク選びやピッチ補正タイミング修正などのレコーディング後の編集作業を学ぶ。
使用テキスト
習得目標
レコーディング全般の作業を実践して、クオリティの高いレコーディングができる技術を身につける。
評価方法
授業への出席数、課題の提出、課題内容評価。
講師からのコメント
谷本 真一 先生
プロの現場でのレコーディング手法だけではなく、身近な環境でもできるレコーディング技術を身につけてもらいます。
ダンスミュージック制作演習
ダンスミュージック制作に必要とされるツール(サンプラ-、ステップシーケンス等)の使用方法を学び、それらを活用しながらダンスミュージックの制作方法を解説していく。
後期スケジュール コマ数:6
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 2 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
第1回 ダンスミュージック曲概要解説
代表的なダンスミュージック曲を聴き、楽曲分析をすることで実際の政策作業をするための理解を深める。
第2回 オーディオ編集1
ダンスミュージックで使用される波形編集方法と音量、ピッチシフト、タイムストレッチ等のオーディオ編集方法を学ぶ
第3回 オーディオ編集2
Cubase特有のオーディオ編集機能を活用した編集方法を学ぶ
第4回 ダンスミュージックアレンジ①
ダンスミュージックで使用される音色の特徴の解説とシンセでの音作りを学ぶ。
第5回 ダンスミュージックアレンジ②
オートメーションやVSTプラグインエフェクトを活用したアレンジ方法を学ぶ。
第6回 ダンスミュージック制作実習
卒業制作曲の確認、修正をおこなう。
使用テキスト
オリジナルテキストを毎回の授業で配布します。
習得目標
ダンスミュージックの制作をこなしつつ、POPSなど幅広いジャンルのアレンジの制作にも応用できる様に理解を深める。
評価方法
授業への出席数、課題の提出、課題内容評価、卒業制作曲の評価。
講師からのコメント
谷本 真一 先生
現在のミュージックシーンではダンスミュージックのアレンジ的手法を取り入れた曲が多いので、純粋にダンスミュージックを制作する為だけではなく、そういった応用が利くことを頭に入れて取り組んで下さい。
音楽制作
ボーカルポップス制作演習
前期で学んだ土台のアレンジに加えてリズム、ブラス、ストリングス、シンセなど、より実践的なアレンジ方法を講義形式で進めていきます。また、授業全体を通じての課題として歌モノのオリジナル曲を制作してもらいます。
後期スケジュール コマ数:6
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 1 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
第1回 ドラムの実践的な打ち込み方法
1.ベロシティによる強弱の表現
2.フィルやシンバルによる変化
3.ゴーストノートを取り入れたアレンジ
第2回 ループなどのオーディオ素材を活用したリズム作り
1.ワンショット素材でのリズムアレンジ
2.ループ素材の活用方法
3.オーディオ・打ち込みそれぞれのよさを活かしたリズムアレンジ
第3回 ブラス・ストリングスのアレンジ
1.ブラスアレンジの譜面の分析
2.木管楽器と金管楽器の役割分担
3.メロディを意識したストリングスアレンジ
第4回 シンセのアレンジ
1.シンセの基本構造
2.パターン別アレンジと音作り
第5回 ボーカルのエディットとハモリ作り
1.ピッチとリズムの修正
2.ボリュームのオートメーション
3.コンプやEQでの音作り
4.ピッチ修正を活用したハモリ作り
第6回 課題の添削ならびに修正、仕上げ(実習)
1.課題の添削
2.実習(課題の修正・仕上げ)
使用テキスト
オリジナルテキストを毎回の授業で配布します。
習得目標
歌モノの楽曲アレンジに役立つより実践的なテクニックを身につける。
評価方法
出席数と制作課題の内容から相対的に採点します。
講師からのコメント
井尻 希樹 先生
ドラムの実践的なアレンジと打ち込み(フィルやゴーストノートを使ったより実践的な制作実習)から、シンセのアレンジ、ボーカルのエディットとハモ作りなど課題の添削ならびに修正、仕上げを実習形式で進めます
インストPOPS制作演習
インストゥルメンタル楽曲の制作と幅広いアレンジ、音響効果を含めた、音楽制作の力を身につける〈インスト曲とそのバリエーションをつくる〉
後期スケジュール コマ数:4
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 1 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
第1回 インスト楽曲制作基礎
・BGM楽曲分析
・作曲とラフアレンジ
〈作曲したメロディと分析したアレンジにより、簡単なアレンジをする〉
第2回 楽曲制作実践 1
・参考曲メロディ・コード・アレンジの分析
・ライトモチーフ・アレンジ分析
〈既存曲のアレンジを参考にした楽曲制作〉
第3回 楽曲制作実践 2
・モチーフと展開をつくる
・メインテーマのアレンジ
〈曲の展開を作る・アレンジ実践〉
第4回 音作りとアレンジ
・様々なジャンルのアレンジ手法
・楽器の特徴を生かすアレンジと音作り
〈ミキシング分析と音作りの再現〉
使用テキスト
オリジナルテキストを毎回の授業で配布します。
習得目標
テーマ性のあるメロディ作りとオールジャンルなアレンジ力を身につける
評価方法
各授業の課題提出と授業態度を総合的に判断する
講師からのコメント
西岡 健 先生
動画BGM制作演習
楽曲制作、音響効果を含めた、映像に対応するサウンド制作
後期スケジュール コマ数:5
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
・テーマ音楽からの派生的なメロディ制作
・映像に合わせたBGM制作
〈映像のイメージをさらに演出する効果としての楽曲制作〉
第3回 シーンに合わせたアレンジの変化
・ひとつのメロディに対する複数アレンジ
・アレンジ分析
〈シーンのイメージに沿った曲調の変化を作る〉
第4回 音響効果 SE
・効果音・合成音
・環境音・フォーリー
〈シーンのタイミングを合わせた効果音アイデア、実際の制作手法を学ぶ〉
・映像に対応する音楽・音響の編集
・Cubaseを用いたMA手法
〈制作現場で必要なMA作業で、映像作品を仕上げる〉
使用テキスト
オリジナルテキストを毎回の授業で配布します。
習得目標
映像に対応する音楽・音響をつけてまとめ、PR用の映像を制作する
評価方法
各授業の課題提出と授業態度を総合的に判断する
講師からのコメント
西岡 健 先生
その他
MIDIオーディオ基礎講座
機材とセッティング、MIDIの仕組み、GMとSMFなど、音楽制作の基礎となる項目について解説します。
MIDIプログラミング演習、ミキシング演習など、今後の授業を理解し楽曲制作のテクニックを修得するために必須の内容です。
前期スケジュール コマ数:8
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 2 | 1 |
※秋入学生は10月から4月となります。
授業テーマ
第1回
音楽制作プロセスの理解、音楽制作ツールとセッティングの理解
(オーディオインターフェース、DAW、マイク、スピーカー/ヘッドフォン、
アナログケーブルとコネクターなど)
第2回
MIDIの基礎知識、MIDIイベントの仕組み、チャンネルボイスメッセージ
の種類
第3回
ノートオン/ノートオフメッセージ、ノートナンバー・ベロシティー・デュ
レーションの理解、タイミングの表記方法
第4回
チャンネルボイスメッセージの理解1 (プログラムチェンジ、ピッチベン
ドチェンジ、コントロールチェンジ1)
第5回
チャンネルボイスメッセージの理解1 (コントロールチェンジ2)、GMと
SMF
第6回
音とは、音の3要素(ピッチ、音量、音色)と波の要素(周波数、振幅、波形)、
波のその他の要素(音速、波長、位相)、音の特性(反射、吸音、透過、回折)、
波形と倍音
第7回
音圧レベル(dB)、等ラウドネスレベル曲線、音のデジタル化とは、PCM
方式の仕組み(標本化、量子化)、オーディオ圧縮(可逆圧縮、非可逆圧縮)、
オーディオファイルの種類(WAV,AIFF,FLAC,MP3,AAC,WMA)
第8回
ミキサーの仕組み、エフェクトの種類と効果
使用テキスト
講義内容のポイントをまとめたレジメを配布します。
習得目標
MIDIイベントの詳細やピッチと周波数(Hz)、音圧と音圧レベル(dB)の関係など、DAWによる音楽制作には必須の内容ですので、しっかり理解できるように努めてください。
評価方法
理解を深めるための課題と復習のための小テストを適宜実施します。
講師からのコメント
米谷 知己 先生
この講座では、音楽制作のテクニックを学ぶための基礎的な知識の習得を目的とします。講義内容は、音楽制作ツールのセッティングから、MIDIとオーディオ(音)に関する知識、デジタルオーディオの仕組みなど、クリエイターとして最低限知っておくべき内容を扱います。
セルフプロデュース講座
卒業後の進路、それに向けた情報収集と自分の売り込み方について。
後期スケジュール コマ数:4
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
第1回 音楽業界の仕組みと時代による変化
1.アーティストと作家の違い
2.印税収入の仕組み
3.時代による変化と今後について
4.Soundcloudの活用方法
第2回 音楽制作の受注から納品までの流れ
1.音楽制作の様々なモデルケース
2.仕事をする上で必要なもの、必要でないもの
3.売り込みの経験談
第3回 卒業制作課題の添削・オリエンテーション
1.卒業制作課題の添削
2.相談、質問コーナー
使用テキスト
なし
習得目標
音楽ビジネスの時代による変化を学び、今後の活動計画について考えます。
評価方法
オリジナル曲をSoundcloudにアップし、その再生回数やLikeの数で評価します。
講師からのコメント
井尻 希樹 先生
専攻科の卒業を前に卒業後の活動計画や音楽との向き合い方を考えましょう。
動画制作演習
BGM制作で作られた楽曲に対して動画を充てる講義です。
編集ソフトの操作方法が主な内容となります。
後期スケジュール コマ数:2
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 |
※秋入学生は4月から10月となります。
授業テーマ
使用テキスト
なし
習得目標
動画(MusicVideo)制作における初歩的な編集作業の習得
評価方法
決められた形式に則った卒業制作作品を作れているか
講師からのコメント
竹田 佑介 先生
この演習では皆さんにソフトを操作して頂きながら、進めていく予定です。
今後必要になる機会が多くなるスキルだと思いますので是非マスターしましょう。