専攻科の授業を受講するために最低限必要な音楽理論とCubaseの操作スキルを身に付けるための講座です。
音楽理論の基礎を習得する「コード理論基礎講座」とCubaseの操作スキルを習得する「Cubase基礎講座」の2つの講座があり、必要に応じて受講をしていただきます。
※ 専攻科の授業料とは別に受講料が必要となります。
科目詳細
Cubase基礎講座
■受講料:19,800円(税込)
グループ(1.5時間 × 4回)
個人 (1時間 × 4回)
担当講師:清水 康行
プロジェクトの管理、トラックの概念、VSTiの扱い、音符の打ち込みなどのCubaseの基本概念と基本操作を習得し、楽譜を素早く早く打ち込めるテクニックをマスターします。
【修得目標】
Cubaseの基本操作を学習し、授業中の作業や課題をこなす事で、Cubaseの基本操作をスムーズに扱える技術を習得する。
【授業テーマ】
第1回 DAWの基本概念とオーディオ編集
第2回 MIDI入力基礎 リズム編
第3回 MIDI入力基礎 ウワモノ編
第4回 様々なMIDI入力
コード理論基礎講座
■受講料:24,750円(税込)
グループ(1.5時間 × 5回)
個人 (1時間 × 5回)
担当講師:清水 康行
楽譜の読み方や音程(インターバル)、音階といった楽典の基礎と、コードネームの仕組みやダイアトニックコードといった音楽理論の基礎について習得します。
【修得目標】
音楽理論の基礎部分を学習し、作曲演習の授業内容を理解できるレベルまで知識を深める。
【授業テーマ】
第1回 楽典基礎
第2回 音名・音程・音階
第3回 コード・ダイアトニックコード
第4回 各キーのスケールを覚えよう
第5回 各キーのダイアトニックスケールを覚えよう
実力テストの実施
専攻科への入学申込後に実力テストを実施し、その結果によって受講が必要かどうかを判断します。
実力テストの内容について
下記の項目についてのテストを実施いたします。
Cubase基礎講座
- Cubaseもしくはその他のDAWアプリケーションを使ったことがある
- ベロシティー、パン、エクスプレッション、ピッチベンドの意味が理解できる
- パソコン上でのファイルの分類や管理ができる
- Cubaseを使って、ソフトシンセでMIDIデータを鳴らすことができる
- オーディオやMIDIの素材を利用して曲を作ったことがある。
- 楽譜に書かれている音符や記号を理解してMIDIデータとして入力できる
- オーディオとMIDIの違いが分かる
- 楽譜を見ながらMIDIデータの入力ができる
- ドラム譜を見てMIDIデータの入力ができる
- 上記のパラメーターの入力・編集操作ができる
- 音楽を聞いて、どんな楽器が使われているを聞き分けられる
コード理論基礎講座
- ト音記号の楽譜が読める
- 変化記号(シャープ、フラット、ナチュラル)が分かる
- 3連符や5連符の意味が分かる
- 基本的な拍子が分かる(4/4、3/4、6/8)
- 音名の置換えが出来る(ドレミ⇔CDE)
- ヘ音記号の楽譜が読める
- 反復記号(リピート、1,2番括弧、ダカーポなど)に従った演奏順序がわかる
- 音符の長さ(全音符~16分音符、休符、付点)が分かる
- 2つの音の音程(インターバル)が答えられる(完全4度、長3度など)
- ♯や♭が4つまでのスケールと調号がわかる
- Cメジャースケールの近親調(平行調、同主調、属調、下属調など)がわかる
- 基本的なコードネームが分かる(Key=Cのダイアトニックコードなど)
担当講師
選択授業 担当
担当曜日:金曜日
プロフィール
THE BLUE HEARTSを初めて聴いた時に音楽を演奏してみたい!
そんな衝動でギターをはじめた、という清水先生。
インディーズバンドでギターを担当されていたり、TVCMのBGMやアーティストへ楽曲提供など幅広く活動しています。
プロを目指す人たちへのアドバイス
偉大な作曲家や、超有名なミュージシャン程、見えない場所での努力を怠りません。
人が見ていない場所でいかに自分に厳しく努力出来るかがプロへの近道だと思います。
共々に、頑張りましょう!