U·T さん

卒業年

専攻科40期(2017年秋生入学)卒業

音楽を志した経緯

高校生の時に、友人からバンドに誘われたのがきっかけでギターを始めました。

音楽の経歴

高校卒業後、音楽学校でギターを学び、サポートバンドやレコーディングに参加していました。現在は、医療の仕事の合間で弾き語りやジャズ演奏をしています。
ギター歴13年、DTM歴1年半

作品試聴

High Time/ゲーム音楽(平成30年9月ごろ)

ゲームのイメージは、レース系です。ゲーム系の音楽を聴くとフュージョン要素のある曲が多くあり、かっこいいと思ったので作りました。

冒険の書/オーケストラ音楽(平成30年8月ごろ)

オーケストラには興味はあったのですが、自分から作ることはしていませんでした。正直、どう作ればいいのかがわからなかったからです。なので、オーケストラ音楽を聴くことから初めてイメージを膨らましながら作っていたのを覚えています。このオーケストラ制作のおかげで、作り方やコツを知ることができました。
参考にした音楽は沢山ありますが、特にモンスターを捕まえたり、モンスターを焼いて食べたりするゲームをめちゃくちゃ聞きました。

Who are you/EDM音楽(平成30年9月ごろ)

EDMはZeddが好きで、歌ものを作ろうと思って作った曲です。曲自体は3日ぐらいで作ったのですが、Cubase付属のシンセ音源なので、音色を作るのも難しく、なかなかしっくりこなかったのを覚えています。また、90秒以内という制限もあったので、盛り上がり方も悩んだ曲です。EDMらしいシンセやミキシング作業、盛り上がり方にとても苦労した曲です。

デジタルサウンドクリエイター専攻科を卒業して

専攻科に通って良かったこと、成長出来たことをお聞かせいただけますか?

曲のクオリティーが一年前の独学の時よりも上がり、曲を作る時間も早くなりました。また、お互い社会人で働きながら通う同期ができたのも良かったです。音楽の話や将来の話、お互いの曲のアドバイスなど、40期生3人はそれぞれやってきた音楽が違うため、それぞれの音楽観があってとても参考になりました。実際、僕が作曲事務所応募用に提出したデモ4曲も同期の人に聞いてもらい意見をもらいました。それも良かったのか、卒業と同時に作曲事務所が決まり、夢に一歩近づけました。まだまだこれからがスタートですが、今以上にもっと成長できるように頑張りたいです。

後輩に対するメッセージ

1年間で音楽すべてを学ぶことは不可能ですが、専攻科で学ぶ1年間の授業内容は音楽を作る上で必須のスキルだと思います。卒業して改めて思いますが、各授業はどれも大切で全部が音楽制作につながっていると感じます。なので、一生懸命に授業に取り組んでください。そして僕自身がとても大事でずっと思いながら1年間を過ごしたことがあります。それは、「目標をしっかり持って日々過ごすこと、その目標に向かうために小さい目標をコツコツと続けること」です。入学を検討している方や通学中のみなさんは、入学当初は「〇〇みたいになりたい」、「〇〇会社に就職したい」という夢を強く持って入学すると思います。しかし、授業が始まると、自分が思っていた以上に自分のスキルの無さや働きながら音楽制作をする難しさに直面して、不安になることが沢山あると思います。そういう時こそ、Deeの先生に質問や相談をして自分が納得いくまで勉強してください。受け身ではなくて、自分から技を盗みに行くぐらいの気持ちで学べばいいと思います。きっと、いろいろなアドバイスをもらえると思います。そんな先生たちがいるのが専攻科です。

また、同期のメンバーと仲良く楽しく音楽を学んでください。それぞれ、得意不得意があると思うのですがそれが刺激になりモチベーションにつながります、一人で高いモチベーションを持ち続けることは難しいですが、同期とたくさん語り合うことがモチベーションを上げる一つの方法だと思います。モチベーション維持は本当に大変です。だからこそ、同期とたくさん語ってください。40期はそんな感じで仲良く刺激しあいながら勉強できたメンバーだと思います。

長くなりましたが、専攻科で学べばきっと大きな目標につながる小さな目標(やるべきこと)が見えてくると思います。

専攻科の1年間はとても楽しく充実した日々でした、ありがとうございました。