REGuLuS

卒業年

専攻科46期(2020年秋生入学)卒業

音楽の道を志した経緯

高校生の頃ギターを弾けるようになりたくて音楽の専門学校に入学したいと思ったことがありましたが、親に猛反対され泣く泣く諦めました。そこからは特に音楽活動に関わることもなく過ごしていたのですが、ある時にEDMと出会いそこから再び音楽に興味を持ち、自分でも音楽を作りたいと思うようになりました。

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作品試聴

『women of neon blue』(中間発表 制作日:2021年3月)

中間発表に向けて制作した作品で、「夜の歓楽街で働く強かな女性」というイメージで作りました。1から作品を作るのはこれが初めてで、メロディー・コード進行・アレンジ等、何度も先生に添削をしてもらいながら完成させました。当時授業で習いたてだった転調をサビで使ったので、その部分が個人的にお気に入りです。今でも繰り返し聴いています。

『桜花爛漫』(EDM卒業制作 制作日:2021年9月)

EDMの卒業制作の課題で作った作品です。どんなEDMを作ろうか考えていた時にハマっていたのが和風EDMで、和風っぽさとEDMっぽさの両立が難しいだろうというのは予想していましたが"これも勉強"と敢えて挑戦しました。
「そよ風に舞い散る満開の桜」というイメージで作りたかったので、いかに春っぽさを出すか・どんな和楽器を使うかをしっかり考えました。特に私はCubase付属の音源しか持っておらず使える音が限られていたので、今手元にあるもので限りなく自分の理想に近づけられるよう工夫しました。

『草枕』(ボーカルポップス卒業制作 制作日:2021年9月)

ボーカルポップスの卒業制作の課題で作った作品で、「1人の青年が行方不明になってしまった想い人の女の子を探す為に旅をする」というあらすじで作りました。歌物を作るのも今回が初めてでしたが、とても楽しみながら作ることができました。
歌詞の作成も勿論初めてですが、ふと枕草子を参考にして作ってみたら面白いんじゃないかと思い、色々な和歌や大和言葉なども参考にして作りました。旅をしているので日の出→春の朝→夏の昼間という季節と時間の移り変わりを表現し、コード進行もサビで一部転調を入れたりして穏やかな、でも少し切なさも感じるような曲になりました。

デジタルサウンドクリエイター専攻科を卒業して

専攻科に通って良かったこと、成長出来たことをお聞かせいただけますか?

通って良かったことは、やはり同じ音楽を学ぶ仲間ができたことです。仲間が多ければ多いほど、その分音楽の形も沢山あるので学びや気づきも増えます。また自分の作品を聴いてもらうことで制作の意欲も増すので良いこと尽くしだと思います。

後輩に対するメッセージ

専攻科の1年間は思っている以上に大変です。しっかり授業を聞いて課題を提出するのは勿論ですが、学んだことを着実に自分の中に落とし込んでいくことが大切です。そのためには何でも疑問に思ったことは先生や仲間に質問をして自分で解決していくことが重要だと思います。卒業した後も音楽を使っていくのは自分自身です。未来の自分のためにも受け身にならず、少しでも積極的に取り組んでいきましょう!頑張ってください!!